自動車PPS部品に対しての住友成形機の優位性





PPSは高強度、高温耐久、耐薬品に優れた樹脂特性を持ち、今後、自動車の電動化や自動運転化、金属代替が進むにあたり使用する部品が増えることが予測されます。(車載電池、モータ部品、電動ウォータポンプ、PCU(Power Control Unit)等)
PPSは流動性を制御するのが難しく、バリが発生しやすい樹脂です。またガスによる金型腐蝕・金型摩耗も生産上の大きな課題です。
住友成形機はPPS成形をする上でZero-moldingを中心としたすぐれた機能を持っております。
バリ抑制
Zero-molding(FFC機能)
Zero-molding(FFC機能)は樹脂の粘弾性を利用して無理のない低圧充填を可能にし、バリの発生を防ぎ、低型締力成形を実現します。

成形事例
マルチトグル(ガス抜きモード)

型締力を多段制御するマルチトグルの「ガス抜きモード」を使用することで、キャビティ内に流入・発生したガスを効果的に排出します。簡単設定機能により、初期条件が自動的に入力されます。
SMSスクリュ(せん断発熱抑制)
SMSスクリュでは、低せん断のスクリュ、無理な树脂送りを抑制する変ピッチ构造、そしてスクリュ先端部分には混錬促进のためのミキシングがあります。
最も採用実绩が多いのは、POMの発热対策ですが、近年ガス対策、摩耗対策、计量安定化でPPSなどのスーパーエンプラでも採用実绩が増えております。

現在PPSの生産でお困りのお客様、今後PPSに取り組まれるお客様はぜひ当社にお声がけください。
この記事へのコメントはありません。