住友IoT データ通信ソリューション


IoT生産品質管理システム
人件費の高騰や少子化により、成形現場での省人化・無人化は避けられないものになりつつあり、情報ネットワークの構築が急がれます。成形機のデータ通信により、コロナウイルスによる封鎖措置の際も、最小限の人員での工場運営をサポートできます。
これらのニーズに応えるため、住友では3つの通信方式を用意しております。i-Connect、OPC-UA、パソコン通信のそれぞれの特徴をご紹介いたします。
i-Connect

生産品質管理システムi-Connectは、成形機と周辺機器・各種センサの情報を統合し、生産環境のICTを構成するアプリケーションです。住友成形機全体の監視や管理機能を向上させ、効率的な生産を実現します。
上位の生産管理システム(MES)と接続することで、自動化・省力化・効率化された生産環境を構築することが出来ます。
データを蓄積する推奨サーバーをソフトとセットでご提供することでセットアップを容易にし、大切なデータの保持や安定した動作を行うことが出来ます。
お勧めの導入事例 ✦
・住友成形機を多台数保有のお客様
・成形条件や異常履歴の管理を行いたいお客様
・MESを導入せず、i-connect単体で成形管理を行いたいお客様
・システムアップの労力を減らしたいお客様
対応機種 ✦
SE-D、SE-DU、SE-DUZ、SE-EV、SE-EV-A
※ 対応機種でも成形機の改造が必要な場合がございます
OPC UA

OPC UA(OPC Unified Architecture)は現在、産業界で共通規格として採用が進んでいるデータ通信方式で、様々なルール・様々なOSで動作している産業機器同士のデータ交換を容易に可能にする通信方式となっています。
射出成形機では管理システムへと生産データや成形データを提供するために用いられます。稼働状態・生産数・成形品情報や主要成形条件などを含む約200項目のデータをMESに提供することができます。
お勧めの導入事例 ✦
・住友成形機と他社成形機を混在して保有のお客様
・最新機種だけをデータ通信したいお客様
・保有台数が比較的少ないお客様
・通信ソフト開発の労力を減らしたいお客様
・異常履歴など履歴情報が不要のお客様
対応機種 ✦
SE-EV、SE-EV-A
※ 対応機種でも成形機の改造が必要な場合がございます
パソコン通信

パソコン通信は、RS232CポートあるいはEthernet経由で上位システムと接続する方法で、古くからの通信手段として用いられております。通信規格が各メーカ毎に異なるため、成形機メーカー毎にシステムを構築する必要があります。様々な情報がお客様のご要望に応じて取得可能ですが、通信ソフト開発に時間と費用がかかります。
お勧めの導入事例 ✦
・住友成形機と他社成形機を混在して保有のお客様
・古い成形機を多く保有しており、それら成形機をデータ通信したいお客様
・通信ソフト開発を行えるお客様
・パソコン通信による接続を実施済みのお客様
対応機種 ✦
油圧機など一部機種を除き、ほぼ対応可能
※ 機種や方式により、改造内容が異なります
·データ接続方法·
✦Ethernet(LAN)接続ポート

✦RS232Cポート

ご興味ある方は弊社営業にお問い合わせください。
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